日経新聞2022年1月13日のコラムに、アニマルウェルフェアを取り上げられていましたので、ご紹介します。
みなさんは「都立動物園マスタープラン」というのをご存じでしょうか?
都立動物園;恩賜上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園、大島公園動物園の目指す姿とその実現のための方向性を示したもので、東京都が2011年に策定したものです。
それには、魅力的な展示や催しだけでなく、「アニマルウェルフェアに配慮した飼育展示や施設整備の推進」が具体的取組として書かれています。そして、アニマルウェルフェアが動物の生活をどう高めたか、動物の立場から検証するとしているそうです。
「動物の立場で!」なんだか興味深くありませんか?
日本のアニマルウェルフェアへの取組みは、欧米にはるかに後れを取っています。フランスでは、パリ五輪の2024年からペットの店頭販売を禁じる法律が出されました。その目的は、ペットの衝動買いを減らすためとか。
行政のアニマルウェルフェアへの取組みは、不思議とマスコミで取り上げられないのですが、このマスターブランは、これからも注目してみたいですね。
参考資料:
日本経済新聞 東京から慮る生物多様性 動物福祉は感染症も防ぐ
記事は会員限定です。
第2次都立動物園マスタープラン
Comments